【高知県観光】日本の滝100選にも選ばれた香美市のシンボル「轟の滝」

香美市にある「轟の滝」は知っていますか?

「日本の滝100選」にも選ばれており、桜、新緑、紅葉と四季を通じた景勝地です。

玉織姫にまつわる平家伝説があり、歌人・吉井勇も訪れた滝で、県指定文化財(名勝・天然記念物)に指定されているそうです。

落差82mの滝で、青く輝く3段の滝壷からなっており、滝の周りにハイキングコースがあるので、近くで滝を見ることができますよ。

💡POINT

✔ 青く輝く3段の滝壷
✔ 滝の周りを回れるハイキングコースがある
✔ 四季を通じた景勝地

基本情報

住所高知県香美市香北町猪野々柚ノ木
電話番号0887-52-9286
URL(香美市公式HP)https://www.city.kami.lg.jp/map/todoronotaki.html
アクセス・高知自動車道南国ICから車で約1時間10分
・高知龍馬空港から車で約1時間10分
・JR土佐山田駅からジェイアール四国バス大栃線で約20分、バス停「美良布」下車、車で約30分
駐車場約40台(無料)
備考駐車場にトイレあり
「轟の滝」基本情報

「轟の滝」は、落差82mで、青く輝く3段の滝壷からなっています。

玉織姫にまつわる平家伝説があり、桜、新緑、紅葉と四季を通じた景勝地として、賑わっています。

歌人・吉井勇も訪れた滝で、県指定文化財(名勝・天然記念物)に指定されているそうです。

「日本の滝100選」にも選ばれており、香美市のシンボルとも言うべき滝ですね。

轟の滝へ向かう道中は、道幅が狭いところがあり、注意が必要です。

玉織姫の平家伝説

「轟の滝」の玉織姫にまつわる平家伝説について紹介いたします。

昔むかし、源氏の追補を逃れた平家一門は、ひそかに安徳天皇を奉じて、韮生に隠れ棲んだという。

そうした者の一人が余生を猪野々柚ノ木で送っていた。

名を三太夫という。

女房おてつ御前との間には、今年17 歳になる玉織姫がいた。

姫は比類のない美貌と、母から譲り受けた類稀なる機織の術を身につけていた。

ある日、姫は機織の道具の一つを返そうと、松久保の村へ一人で出かけることとなった。

17 年の歳月手塩にかけた姫との、これが永別になろうとは、見送るおてつ御前も誰も知る由がなかっただろう。

奥深き柚ノ木川の急流は轟の滝となって滝壺に激しく叩き入る。

姫は最初の橋を渡ろうと足を掛けた。

真藍の淵は気味悪く、橋は姫を乗せて奇妙な揺れが続く。

漆黒の水底に二つの怪光が旋回しながら浮上したと見る瞬間、姫の身体は橋を離れた。

鈍い微かな音が飛瀑と轟音の中に消えたときには、既に姫の姿は水底に消えていた。

乙女に恋をしては淵をうかがい出る大蛇の住むことを、土地の人々は語り伝えていたのである。

ハイキングコース

轟の滝の周りにはハイキングコースがあります。

駐車場から轟の滝の展望所、遊歩道の階段をゆっくり下りていくと滝の真下に出ます。

下から見上げる滝も、なかなか迫力がありますよ。

それから、赤い吊り橋を渡り、次は階段を上って行って、神社に出るまでがハイキングコースになります。

約20分かかります。

その後、私たちは道路を歩いて駐車場に戻りました。

階段が急なので、結構いい運動になります。

景色もきれいですので、ついたくさん写真を撮ってしまいました。

感想

まだ、葉が青く紅葉にはまだ少し早かったようですが、ハイキングコースは楽しく、冒険気分を味わえました。

道中の吊り橋は、思ったより揺れるので注意してください(笑)

来年は紅葉した時に来れたらいいなと思いました。

駐車場も広く、トイレもあるので家族で来ても観光しやすいと思います。

まとめ

今回は、「轟の滝」を紹介しました。

落差82mで、青く輝く3段の滝壷からなり、桜、新緑、紅葉と四季を通じた景勝地として、賑わっています。

滝の周りを回れるハイキングコースもあり、お子さんからお年寄りまで楽しめます。

皆さんもぜひ、香美市を訪れた際には「轟の滝」に行ってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、次回お会いしましょう。